
立ちどまるから見えてくる
8月の大雨から早いもので一か月が経ち、少しずつ奥入瀬渓流はいつもの姿に戻りつつあります。
少し雨が降ると濁りが増していた渓流も、徐々に回復の兆しを見せており、渓流の透明度も綺麗になってきました!
初秋の季節、奥入瀬の森は盛夏の濃い深緑色から、淡い緑に変わっていきます。
いち早く紅葉し始めるトチノキを見ると、生命力に富んだ緑の季節も「あと少しだな~」と、名残惜しさを感じつつも、紅葉美を心待ちにしている複雑な想いが混在します。


風景のあとは、森のいのち達のご紹介☆




森の中はキノコでいっぱい!
奥入瀬渓流内では、キノコは採るのではなく撮るもの、観るもの。
地面や倒木にはデザイン性に富んだアート作品が溢れています♪

オニグルミやドングリなど堅果類と呼ばれる硬い殻に包まれた果実が落ち始めました。
今年はブナの実が全くなっていない大凶作の年。
ツキノワグマの行動範囲が広がることも予想されるため、朝晩など薄暗い時の散策はご注意ください。

奥入瀬の森には小さな自然から大きな自然まで、たくさんの生命が集まっています。
足元のコケやキノコを見つめたら、たま~に天を見上げてみる。
森はさまざまな形でつながっていることが分かると、足元の小さな自然がまた愛しく見えてくる。
森を見るものさし(尺度)が変わると、より自然が面白くなりますよ。
彩り豊かなキノコたちも、落ち葉が増えると、ちょっと見づらくなりますので、キノコ好きの皆さまはお早めにお越しくださいませ(^^)
ネイチャーガイド 丹羽