立ちどまるから見えてくる

奥入瀬渓流ダイアリー始めます!

奥入瀬ネイチャーガイドFORESTONのHPをご覧頂き、ありがとうございます!!
本ブログではネイチャーガイド達がフィールドで見たこと、感じたことを自分の言葉で綴り、四季折々の奥入瀬渓流の魅力を皆様にお届けしてまいります。(時にはガイド達の熱い自然観を伝える回もあり)

奥入瀬の近況であったり、訪れた自然の季節の移り変わりなんかも、楽しく見て頂ければ幸いです。
不定期更新ですが、出来る限り更新していきますので、本ブログへ気軽にお立ち寄りくださいませ。

↑奥入瀬渓流の下流域ではブナの芽吹きが少しずつ始まりました。

展葉(てんよう:葉っぱが開くこと)始めの若葉は寒さから身を守る為に、葉の表面と縁に産毛が密生して生えています。まだまだ朝晩の冷え込みが厳しい初春の時候、か弱い身体(葉)を守るために、ブナが行っている工夫のひとつです。無数の産毛によって、空気の層を作り、断熱効果を得ているのでしょう。

葉の輪郭が光を纏い、幻想的に輝くブナの若葉に出会う度に、私たちネイチャーガイドは足を止めて、春の訪れを喜び、これから一気に始まる生命のドラマに想いを巡らせます。

ネイチャーガイド 丹羽